読むとクスッと笑える美容師出口寛之のブログ

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2016-11-30から1日間の記事一覧

掌編小説12thチャレンジを終えて思った事。

どうも。 30歳で小説家オタク美容師になっております出口です。 私の左腕の力を解放すると、今はこんな形態をしております。 さて、 掌編小説12thチャレンジ達成! やろうと思ったきっかけは? まあ、何と無くですね。 ですが、明確に狙っていた物も手に入れ…

掌編小説12th[するする抜ける]

楽しいって感情が するする抜ける。 嬉しいって感情が するする抜ける。 むかつく感情が するする抜ける。 悲しい感情が するする抜ける。 怒りの感情も するする抜ける。 そうして何にもなくなって そこには何も入ることはない。 入口がふさがっているので…

掌編小説11th[とある美容室での会話]

「さあ、今日はどうされましょうか?」 「お任せで」 「かしこまりました」 僕がいつも行っている美容院は、行き始めてからもう10年になる。 世間一般でいうところの常連だ。 毎年新しい子が入ってきて、それを楽しみにしていたりする。 そんな中、面白い会…

掌編小説10th[ルーティーン]

僕には、必ず朝やることがある。 それも順番がある。 そう、ちまたで人気になってきた言葉、ルーティーンだ。 僕は朝起きるときから始まる。 まずはアラームが鳴る。 僕は立ってから止める。 そしてキッチンへ。 コップに入れた水を一杯飲みほし、テレビをつ…

掌編小説9th[雪合戦]

「よし、雪合戦をやろう」 唐突に僕の親友石井君が言い出した。 「いいな! それやりたい」 と、給食の時にかならず牛乳三個飲む中庭君も賛同する。 僕も面白そうだったので参加することにした。 で、バランスが悪いとのことでもう一人入れることになったの…

掌編小説8th[アプリケーション]

「ねえ、これって最近はやりのknowじゃない?」 「そうだよー 写真撮ろう!」 そんなカップルを、僕は暇だから観察していた。 世はクリスマス。 みんな浮かれてるけど、一人の人の誕生日だからな? 言ってしまえばただの平日だからな? とか思いながら、…

掌編小説7th[回転すし]

あの皿がほしい。 僕はそうずっと思っていた。 今年、全国的に300店舗ほど展開している大手すしチェーン「やっぱ寿司」の30周年特大イベントが行われている。 だが、このイベントは何をしているかまでは情報として公開されていない。 イベントが行われ…

掌編小説6th[手帳]

私は社会人になってから、自己管理ができていない最低のクズ野郎と言われてきました。 ですが、そんな自分とも今日でおさらばです! じゃじゃーん! 遂に手帳を買いました! 私いっつもカレンダー買わなくて今が何日かもわかっていなかったので、本当に便利…

掌編小説5th[三分クッキング]

「よし、今日は暇だから動画でもとろうかな」 僕は今日超絶に退屈していた。 本当は友達と遊ぶ約束をしていたのだが、 「ごめん、急用ができて」 「ごめん、急用ができて」 「ごめん、急用ができて」 と、三人とも奇跡的に同じ断り文句で断られた。 絶対にこ…

掌編小説4th[半額時間【ハーフプライスラベリングタイム】]

僕は、ひとりのおばさんと目が合った。 獰猛な目つき。 獣のようなファーをつけているその様は、まるで百獣の王を思い浮かべるほどだった。 ここはとある近所のスーパー。 僕はよくここに午後6時ごろ買い出しに来る。 そう、半額になる時間[ハーフプライス…

掌編小説3rd[200メートル徒競走]

「さて始まりました。3年生のかけっこです。それぞれが頑張っております」 盛り上がる会場。主に観客席。 それぞれのお父さんとお母さんがその運動場にひしめき合う。 俺はそんな中でも、最高の席を確保していた。 前日を無理やり公休にし、前日の夜から徹夜…

掌編小説2nd[そらをとぶ]

僕はなぜか、屋上にいた。しかも屋上の端の端。末端だ。 あと一歩踏み出せば下に真っ逆さまだ。 だけど僕は、恐怖を感じていなかった。 僕はなんだか、空を飛べるような気がした。 というか、元々人間は空を飛べるんじゃなかったっけ? と思い始めた。 そう…

掌編小説1st[部屋決め]

「だから、何度も言ってるじゃない!」 とある休日、その空間に机を大きく響かせる音と同時に怒声が響き渡った。 その空間は一瞬凍り付き、何事かとそちらのほうを一斉に見る。 私は今日、新しい住まいを探すために賃貸住宅サービスに足を運んでいた。 たっ…